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マルチメディアデイジー図書・教科書を製作しています。

マルチメディアデイジー教科書

2008年9月より日本障害者リハビリテーション協会が、通常の教科書では読むことが困難な児童・生徒に提供しています。製作は全国のボランティア団体等が行っています。

パソコンやタブレットの画面に通常の教科書と同じ内容のテキストと画像が映り、ハイライトされたテキスト部分が音声で読み上げられます。 ユーザーは、音声を聞きながらハイライトされたテキストを読み、同じ画面で図などをみることができます。

画面は、教科書の内容と同じですが、教科書そのものをコピーしたものではありません。テキストと図を順番に上から下に再生していくというデイジー特有のレイアウトになっています。
図中に書かれた語句などは、図の上か下にテキスト化して書き出しておくことが多いです。
タイトル・章・節・項などの見出しの立て方、頁番号の表示の仕方など、製作団体共通の製作マニュアルに沿って作っています。

マルチメディアデイジー教科書の再生

マルチメディアデイジー図書の再生には、パソコン(windows)やタブレット(ipadかAndroid)に合わせて、それぞれ再生ソフトが必要です。

デイジー教科書提供の申請が認定されたユーザーには、日本リハビリテーション協会から「デイジーポッド」というソフト(アプリ)が無償で提供されます。「デイジーポッド」は、登録したデイジー教科書のダウンロードと再生が簡単にできるソフトウェアです。 windowsパソコン用とiPad・iPod・iPhone用があります。 このデイジーポッドには複数ユーザーの本棚登録ができるので、学校のパソコンやタブレットに「デイジーポッド」を入れておけば、一台の端末で複数生徒の本棚を管理できます。

デイジーポッドの使い方、デイジー教科書再生までの手順、再生方法などについては、日本リハビリテーション協会のホームページ、「エンジョイ・デイジー/デイジー教科書をつかってみよう」に分かりやすく説明されています。 児童・生徒向け動画やダウンロードできるマニュアルなど、いろいろ用意されています。

マルチメディアデイジー教科書の提供申請について

通常の教科書を読むことが困難な児童・生徒は、日本障害者リハビリテーション協会に申請することで提供されるようになります。医学的な診断書は必要とされません。
提供の申請は本人・保護者・支援者・学校の先生などからできますが、それとは別に、教育委員会がまとめて申請することもできるようになっています。

申請は ホームページから、申請フォームに必要事項を記入して申し込むことができるようになっています。 申請関係の書類をダウンロードし、『マルチメディアDAISY教科書製作依頼書』と『承諾書』に記入・署名して、ファックス・郵送などで申請することもできます。

デイジー教科書のデータはダウンロード形式で無償提供されます。再生環境などによってCDでの郵送を希望される場合は有償となります。

マルチメディアデイジー教科書の活用

パソコンやタブレットにデイジー教科書をダウンロードし、すぐ再生できるような状態で児童・生徒に渡しても、そのままスムーズに教科書の内容を理解して学習が進む場合は多くないようです。
本来「読んで理解する」という行為は、ただ上から下へ順に読んで全てが分かるというものではありません。行きつ戻りつし、時には他の関連情報を調べてみたり、自分なりに大意をまとめたりして読み進んでいくものです。

読みに困難をもつ児童・生徒がデイジー教科書を活用していくためには、自分に合った文字の大きさ・読みのスピードを確認し、しおり(ブックマーク)・見出し・頁番号などを手がかりにして読みたい箇所にアクセスできるようになることが必要です。

読みに困難のある児童・生徒すべてにデイジー教科書が有効とは言えません。
また、たとえデイジー教科書が使えるようになったとしても、何らかの理由で学ぶ意欲がもてないようなときには、デイジー教科書だけでなくどんな教材でも効果が出ないのではないでしょうか。

エンジョイ・デイジーのサイトに、マルチメディアデイジー活用事例集がまとめられています。
デイジー教科書を活用した学校の先生の報告です。

マルチメディアデイジー教科書に関する問い合わせ先

日本障害者リハビリテーション協会 情報センター DAISY担当宛
   FAX:03-5273-0615
   E-Mail:daisy_c@dinf.ne.jp

私たち「所沢マルチメディアデイジー」も、所沢近隣の方に限らせていただきますが、再生に関するサポートが可能です。また、教科書の申請のしかた(申請書の書き方)などについても、お困りの場合は遠慮なくご相談ください。

マルチメディアデイジー教科書以外の音声教材

マルチメディアデイジー教科書のほかに、以下の音声教材が文部科学省から研究委託を受けて製作されています。 それぞれの音声教材は、児童・生徒の困っている状況や学習のスタイルに合ったものを選んで活用していくことが勧められています。
  東京大学先端科学技術研究センター「Access Reading」
  NPO法人エッジ「音声教材BEAM」

デイジー教科書と上記2団体製作の音声教材を合わせたサンプル集が、都道府県・市町村教育委員会や教科書センターで閲覧できるそうです。 (→ 文部科学省サイトへ)

所沢マルチメディアデイジーで担当したデイジー教科書

教科書は4年ごとに新しく作られます。その間は毎年必要箇所の改訂をしながら使われます。 下記デイジー教科書を使われて、不具合等お気づきの点は(公財)日本リハビリテーション協会あるいは所沢マルチメディアデイジーまでお知らせください。

 ●平成30年度製作
   学校図書 算数 小学1年
   学研みらい みんなのどうとく3年
 ●平成29年度製作
   東京書籍 中学保健体育
   学校図書 算数 小学2年
 ●平成28年度製作
   東京書籍 中学歴史
   啓林館 数学 中学1年 中学2年
   啓林館 理科 中学1年
   三省堂 英語 中学1年
 ●平成27年度製作
   東京書籍 理科 小学3年、4年、5年、6年
   啓林館 算数 小学6年

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